アンゴレイロス・ド・セルタゥンからアンゴレイロス・ド・インテリオールにグループ名が変更したのにともない、これまでのロゴからMestre Cláudioの名前を消さないといけないわけですが、折りしもグループのロゴの旗を制作したばかりのタイミングで、あらたに作り直す予算もなく、仕方なくペンキで塗りつぶして対処することにしました。

第二次大戦後、教科書の軍国主義に関する記述に墨を塗らされたという世代は、昨日まで信じていた世界観ががらっと180度転換してしまい、世の中が信じられなくなったという話をします。『バカの壁』の養老孟司さんなんかも、このことにしょっちゅう触れていますね。

私の場合はもちろんそこまでではありませんが、「墨を塗る」気持ちを垣間見た気はしました。貴重な経験なのかどうかは知りませんが。